「なんてキレイな着物姿なの・・・」
と、思わず振り返って見てしまうような着物姿の人とすれ違うことはありませんか?
その時に見られる着物姿は・・・そう・・・
後ろ姿です。
すなお
以前Twitterで、「背中のゴワゴワが気になる」というご相談が寄せられたのでこんなツイートをしました。
【うしろ姿は大丈夫?一発でサマになる着付けテク】
「背中のゴワゴワが気になる」
「うしろ姿もかっこよくなりたい」
そんな人は読んでください💕衿元を固定するための紐を結んだあと、
①背中のおはしょりを下に引く
②紐の下から両手をいれて
③脇に向かってスライド
④脇の縫い目でたたむ pic.twitter.com/xAZMrGE8ZC— すなお@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) 2018年8月31日
【うしろ姿は大丈夫?一発でサマになる着付けテク】
- 「背中のゴワゴワが気になる」
- 「うしろ姿もかっこよくなりたい」
そんな人は読んでください💕
衿元を固定するための紐を結んだあと、
- 背中のおはしょりを下に引く
- 紐の下から両手をいれて
- 脇に向かってスライド
- 脇の縫い目でたたむ
実は教室の生徒さんの中にも、ずっと背中のゴワゴワに悩んでおられた方がいらっしゃいました。
でも、レッスン後には「こんなに違いがでるなんて!もっと早く知りたかった」と言ってくださいました♪
みなさんもぜひ、この記事を通じて、美しい背中の仕上がりを実感してください。
- 背中のシワやダブつきが気になる人
- 後ろ姿もかっこよくなりたい人
- 衣紋をキレイに抜きたい人
- 首をスラリと長く見せたい人
- お気に入りの帯をステキに締めたい人
もくじ
背中のシワやダブつきは、まず紐の下を引っぱる!
せっかくお気に入りの帯を締めても、背中にシワがあると、ちょっと残念・・・
でも大丈夫!とても簡単にキレイになりますよ!
腰紐を結んで、別の紐をみぞおちの高さで結んだところからスタートします。
①背中で紐の下2か所をもつ
背中に両手を回して、紐の下を持ちます。
紐は埋もれているので、紐より下かな?と思う場所で持ってください。
②外側にひらくように下に引っぱる
これでほとんどのシワは取れてしまいます。
ポイント
- 紐より下を持つこと
- 1か所ではなく2か所持つこと
1か所ではなく2か所持つ理由は、1か所だけ引っ張るとそこにシワが寄ってしまうから。
2か所引っ張ることで、シワが縦に伸びるだけでなく、両側にも開くから一石二鳥!
とにかくシワは脇に集める!
①紐の下から両手を入れる
無理のない範囲で、両手を紐の下に入れます。
写真のように、親指以外を入れてください。
②中心から脇に向かってスライド
両手を、外側に向かって動かします。
両手同時に、左右対称に動かしたほうがよりキレイになるよ!
集めたシワはたたんでしまう!
いま、脇にはすべてのシワが集まっている状態です。
このままだとスッキリしないので、キレイにしまい込んじゃいましょう!
①脇の縫い目をつまむ
親指を前にして、脇の縫い目をつまみます。
②後ろ側に倒す
親指以外は揃えて、中にぐい~っと入れます。
タックテクニックは【着直し不要!】くしゃくしゃおはしょりのシワがスッキリする直し方!で丁寧に解説しています。
できあがり
背中のシワがキレイになりました。
ついでに、衣紋も抜けました!
着物を羽織るところからの一連の流れが見たい方は👉初心者向け|着付け講師が教える着物のカンタンな着付け手順まとめをご覧ください!
まとめ
気になる背中のシワは、3つのコツでキレイになることがお分かりいただけましたでしょうか?(^^)/
3つのコツ
- 引っ張る
- 集める
- たたむ
この3つを意識すれば、後ろ姿で意中の人を虜にできるような着物美人になれるかも・・・!
- 背中のシワがスッキリする
- お気に入りの帯を主役にできる
- 後ろ姿にも自信がつくから、隠さなくてよくなる
- シワが付かないから脱いだ後のお手入れがラク
- 衣紋がキレイに抜ける
だぶつく背中は、最後の仕上げでもっときれいになりますよ。
こちらの記事の最後の項目「背中のダブつき、シワをとって仕上げる」もぜひご覧ください。
いつも分かりやすく、惜し気なく、コツを伝授して下さいまして、ありがとうございます。某きもの学院にかなり通いつめ、何とか一通り自分で着られるようにはなりました。 でも、なかなか綺麗に仕上がりません。
私もきもの文化が廃れ果ててしまうのが嫌なので、何とか機会を見つけては着用しています。60代なので、記憶の中の母や叔母達のように、こなれていてキチンとした着姿でいたいと願うものの、前途多難。もう諦めようかとか、それなりでもま、いいか~とか思うようになった矢先、先生のYouTube授業に出会いました。
背中のシワも悩みの一つ。解消出来るように、練習してみます。
いつか、年配者向けの帯結びのコツなどもお教え下さいませ。