10月6日に初のオフ会「黒留袖の会」を行います!

【動画】子育て中でも着物を着たい!お宮参りでもできる授乳の仕方とコツ

⇒動画で実際の様子を見てみる

女性

お宮参りは着物を着たいなぁ・・・

 

子育てしながら普段着物を楽しみたいな・・・

こういうご相談がとても多く、実際にお子様連れでレッスンに来てくださる方もたくさんいらっしゃいます。

着物を着ながらの授乳はどうするの?また、汚れた時の洗い方を教えてください。

子育て中のママが着物を着るときの一番の課題はズバリ『授乳』!

女性

「身八つ口から授乳する」と書いていたけど、そんなのできるの!?

なんて思いませんか?(笑)

実は、身八つ口からの授乳は、着物に慣れていない現代人がチャレンジすると着物を傷めてしまう可能性が高いんです…

そこで、今回は、私が実際にやっていた着物での授乳の仕方をご紹介します。

 

すなお

身八つ口からではなく衿元を広げる方法なので、だれでも簡単にできますよ🎵

この記事を読むべき人
  • 子育て中のママさん
  • 授乳中のママさん
  • お宮参りは着物を着ようと思っている人
  • 産後、着物を着てみたい妊婦さん
  • 着物での生活について知りたい人

「着物で授乳できないのかな…」と悩んでいるママさんって結構多い!

ご家族や親戚に、産前産後のママさんがいらっしゃったら、ぜひこの記事を教えてあげてくださいね♪

まずは動画で一連の流れを見てみる

 

 

授乳のためにコーリンベルトは使わない

最初に注意点なのですが、できればコーリンベルトは使わないほうが良いです。

コーリンベルトは使わない方が、授乳したあと長襦袢も着物も綺麗に元どおりにしやすいです。

コーリンベルトを使わない着付け記事

衿元を広げておっぱいを出す方法

それでは早速、衿元を開ける方法をご説明します。

すなお

要は「下からひっぱる」だけ!早速やってみましょう♪

着物の衿元を開ける

まずは左の衿(上前)から開けていきます。

外側から一枚ずつ順番にめくっていくのがポイントです。

帯のすぐ上で、左衿を持ってください。

そして、下から引き出すようにひっぱります。

良い例

悪い例

すなお

力任せにひっぱったり、下にひっぱったりすると、衿が崩れてしまうので注意!

下から優しく引き出してくださいね。

 

着物におっぱいがついてしまったら大変。

躊躇せずに衿を引き出して、たっぷり広げましょう。

すなお

もしも母乳がついてしまった場合は一日も早くシミ抜きに出しましょう!時間が経つと汚れが落ちにくくなります。

これで左衿が広げられました。

 


続いて、右衿(下前)も開けていきます。

さきほどと同じように、帯のすぐ上で衿を持ってください。

そして、下から引き出すように衿を開けましょう。

 

たっぷり引き出します。

 

これで、着物を広げることができました!

長襦袢の衿元を開ける

続いて、長襦袢の衿を開けていきます。

外側から一枚ずつ順番に

まずは、長襦袢左の衿(上前)からです。

着物と同じように、下から引き出すように衿元を広げるのがポイント。

 

ぐぐっと下から引き出してください。

 

着物や長襦袢におっぱいが付いてしまわないように、たっぷり開けましょうね!

 

次は右の衿(下前)も同じように広げていきます。

衿はなるべく下を持って…

 

下から引き出します。

 

たっぷり開けましょう。

 

これで、長襦袢の衿元を広げられました!

肌襦袢の衿元を開ける

最後は、肌襦袢。

外側から一枚ずつめくっていくんでしたよね♪

まずは肌襦袢の左衿(上前)を持ちましょう。

なるべく下で持ってください。

下から引き出します。

 

右衿(下前)も同様に、下から引き出します。

 

肌襦袢の衿元も広げられました!

これで赤ちゃんにおっぱいをあげられます。

すなお

インナーは、カップ付きキャミソールが便利です!

授乳ブラでもOKです。

衿元を広げておっぱいを出すポイントまとめ

衿を開けるポイントは3つ。

  1. 帯のすぐ上を持つ
  2. 下から引き出す
  3. 外側にある布から一枚ずつ引き出す

慣れるまでは面倒に感じるかもしれませんが、慣れればささっとできるようになるので、最初は丁寧にやってみてください。

授乳のあと着物を元どおりにする方法

鏡がなくてもできるので、お宮参りなど外出先でも安心。

順番にご説明します。

肌襦袢の衿元を戻す

衿元を開けた時とは逆の順番で、元の着物姿に戻していきましょう。

まずは、肌襦袢の右衿(下前)から戻します。

肌襦袢の衿をたどって、なるべく下を持ってください。

 

反対の手で、帯の上をつかんで、帯を体から引き離します。

 

帯の上の空いたスペースに、肌襦袢をはさみます。

 

肌襦袢の左衿(上前)も同様に、帯上のスペースにはさみ込んでください。

 

これで、肌襦袢が元どおりになりました!

肌襦袢の衿は、ピタッと合わせないほうが仕上がりが綺麗になります。

衿を鈍角にピッタリ合わせてしまうと、長襦袢からはみ出してしまうから注意。

ゆったり、適当に(笑)合わせましょう。

長襦袢の衿元を戻す

続いて、長襦袢を元どおりにしましょう。

長襦袢は、衿の角度が大切です!

 

長襦袢の衿が喉のくぼみでクロスするように、右衿(下前)の角度を決めます。

 

悪い例

ここで前にひっぱってしまうと、衣紋が詰まってしまうので注意!

前じゃなくて、横にずらすイメージです。

衿は帯上ギリギリを持ちます。

 

反対の手で、帯の上をつかんで体から引き離します。

帯の空いたスペースに、衿をはさみ込みましょう。

 

長襦袢の左衿(上前)も同様に。

喉のくぼみで衿がクロスするように、角度を決めて…

帯の上をつかんで体から引き離し、はさみ込む。

 

これで、長襦袢も元どおり。

 

すなお

長襦袢の衿元を元に戻すときのポイントは2つ。

  1. 前にひっぱらない
  2. 衿は喉のくぼみでクロスするように角度をつける

 

着物の衿元を戻す

 

着物の衿元を戻す3ステップ
  1. 衿幅を折る
  2. 衿先を帯に入れ込む
  3. シワを取る
  • 手順1
    ①衿幅を折る

    広衿の着物の場合、衿幅を折る必要があります。

    まずは左衿(上前)からやっていきましょう。

    左衿を、なるべく下で持ってください。帯のすぐ上です。

     

    衿を好みの幅に折ります。幅半分より少し広めぐらいが良いです。

    すなお

    離していいですと言うまでしっかりつかんで離さないでね!笑

    そして、衿に近い方の手で衿幅を均一にしましょう。

     

    下から上にスライドさせます

    すなお

    手早く衿幅を整えられるのでぜひ習得してほしいテクニック。

    しっかり上までスライドさせれば、写真のように衿幅が均一に整います。

    広衿の着付けの仕方については👉「広衿の着物をキレイに着付けする手順」で詳しく解説しています。

  • 手順2

    衿幅が整えられたら、衿元の角度を決めます。

    すなお

    衿幅を半分に折った部分は、まだずっと持ったままですよ!

     

    白衿が2cmぐらい出るように、衿をまっすぐ伸ばしてください。

     

    角度を合わせたら…

     

    反対の手で、帯の上を体から引き離しましょう。

     

    拡大図。帯の上に親指を引っ掛けて、体から引き離します。

     

    帯の上の空いたスペースに、着物の衿先を押し込みます。

    すなお

    衿をつかんでいた手は、離してok!

    しっかり奥まで入れましょう。

    反対の衿(上前)も同様に、衿幅を折っていきます。

     

    なるべく下で、衿幅を折ったら…

    衿の角度を決めます。左右の白衿の幅が同じになるように、まっすぐ伸ばしてください。

     

    反対の手で帯を体から引き離してスペースを作って…

     

    衿の先を入れ込みましょう。

     

  • 手順3

    着物の衿先を入れ込んだあとの一手間。

    シワを取ります。

    着物と帯揚げの間に指を入れて、外側にスライドさせるだけ。

     

    これで、上半身は元どおりになりました!

 

授乳の後に着物を元どおりにするポイントまとめ

衿を元に戻すときの3つのポイント
  1. 衿を帯のすぐ上で持って角度を決める
  2. 帯を体から引き離してスペースを作る
  3. 内側の布から一枚ずつはさみ込む

すなお

慣れるまでは面倒に感じるかもしれませんが、慣れればささっとできるようになるので、最初は丁寧にやってみてください。

おはしょりを整える

上半身が綺麗になったと思ったのも束の間。

おはしょりがぐちゃぐちゃ!

おはしょり全般のお悩みは「おはしょり」をご覧ください。

 

おはしょりも綺麗に直しましょう。

 

肩の位置で衿を固定して衣紋が詰まらないようにしたら、おはしょり部分をひっぱります。

 

しっかりひっぱってください。

次に、おはしょりの中に手を入れて…

着物の右衿(下前)の延長線上もひっぱってください。

これで、衿がたるんでくる心配なし

 

でもこのままでは、おはしょりが長いので…

おはしょりに手を入れて…

 

少し持ち上げて

 

帯の下に入れ込んじゃいましょう!

写真のように、帯の下に指を引っ掛けてスライドさせれば一瞬でおはしょりが整います。

裾を整える

あとは、裾を整えたら完璧。

まず、着物の裾を避けていきます

 

長襦袢の右の裾(下前)に必ずシワが寄っているので、横に引き伸ばします。

 

長襦袢の右の裾(上前)も、写真のようにシワがよっているはず。

 

しっかり伸ばしておいてください。

着物も、右の裾(下前)のシワを伸ばしましょう。

 

横にひっぱるだけ。

 

最後に、着物の左裾(上前)もひっぱったら完成!

 

できあがり。

 

まとめ

長くなりましたが…

おっぱいを出すときの3つのポイント

  1. 帯のすぐ上を持つ
  2. 下から引き出す
  3. 外側から一枚ずつ引き出す

衿を元に戻すときの3つのポイント

  1. 帯のすぐ上で衿をつかんで角度を決める
  2. 帯を体から引き離してスペースを作る
  3. 一枚ずつはさみ込む

最後におはしょり裾を整えると完成です。

 

このテクニックを身につけると…
  • 授乳中でも着物を着られる
  • お宮参りで授乳の不安がなくなる
  • 子育てしながら着物生活を楽しめる
  • 授乳のたびに着直さなくて良い

すなお

トコトン細かく説明する癖が出て長くなりましたが、やってみると案外単純です(笑)

子育て中のママさんを全力で応援しています🎵

⇒動画で実際に見てみる