着付けの先生が教える「広衿の着物をキレイに着付けする手順」

着物の悩みの中で最も多いのが衿元。特に広衿の着物は難しい…。

広衿着物の着方については、この記事にもある通り、以前からよくご質問いただきます。

広衿は自分で衿を折って着付けする必要があるので、お悩みの方が結構多いんです。

  • 衿幅が分からない・・・
  • 衿がすぐ開いてしまう・・・

こういった悩みをお持ちのあなたに、着付け講師ならではの広衿の着物の着付けをお伝えします。

すなお

今回はコーリンベルトを使わないやり方です!
この記事を読むべき人
  • 広衿の着物の着方を知りたい人
  • 着物の衿幅の目安がわからない人
  • どうしても衿が開いてきてしまう人
  • 着物の衿元がうまくいかずに悩んでいる人
  • 対丈でキレイな着こなしをしたい人
  • 衿をたっぷり出す着付けに挑戦したい人

⓪はじめに)着物の裾を合わせて腰紐を結ぶ

腰紐を結ぶときのコツは👉床に擦れないように着物の裾を合わせる着付け方法を解説で詳しく解説しています。

すなお

この状態からご説明していきます!

①右(下前)の衿を折る

まずは右の衿(下前)を折っていきます。

左手をみやつ口(脇の穴)に入れる

まずは左手を、脇の穴(みやつ口)に入れます。

そして、写真のように右の衿の先をつまみましょう。

すなお

持つ場所は…みぞおちとおへその真ん中の高さがベストポジション!

衿の幅をきめる

広衿の着物は、写真のように衿幅が広くなっています。

衿幅が広い広衿の着物

左手で衿幅を折ります。

 

この写真は、わかりやすいように衿を外側から持って撮影しています。実際には、みやつ口から左手を入れた状態でやってください。

 

衿幅の目安は人差し指の長さ

衿幅の目安は、人差し指の長さです。

 

すなお

左手の高さは、みぞおちとおへその間ですよ!

位置が高いと、衿がズレやすくなります。

 

左手はつまんだまま、右手で衿幅を折っていきます。

右手は下から上へ動かすと効率がいいです!

衿のつまんだ部分をピンと張る

肩まで衿が折れたら、左手を軽く下に引っ張って、衿の布目を通しましょう。

すなお

引っ張りすぎると、衣紋が詰まるので優しくしてくださいね。

左手をみやつ口から入れた状態で上記の動作をすると、写真のようになります。

これで、右衿の幅が整いました!

②左(上前)の衿を折る

次に左衿(上前)を折ります。

右衿と同じ衿幅になるように折る

左手はつまんだまま、右手で左衿を折ります。

すなお

左右同じ高さのところを持つこと!

衿のつまんだ部分をピンと張る

肩まで衿が折れたら、左手を軽く下に引っ張って、衿の布目を通しましょう。

すなお

引っ張りすぎると衣紋が詰まるので優しくね♪

③左右の衿の角度をきめる

両手とも持つ位置は変えないことが大事です。

大事なこと

何度も言いますが、位置はみぞおちとおへその真ん中の高さです!

 

写真のように衿を持ちながら、角度を変えていきます。

④みぞおちを押さえる

白衿を出す分量が決まったら、右手をそっと離して、みぞおち部分を押さえてください。

しっかり押さえられたら、左手をみやつ口からそっと抜きます。

 

⑤みぞおちの高さで紐を結ぶ

左手で紐の真ん中を取るとスムーズ。

紐の真ん中をみぞおちに当てて

 

後ろでクロスします。

 

横で引き締めて

 

前で結びましょう。

 

できあがり!

 

まとめ

広衿の着物の着付けポイントは3つだけ。

  1. みぞおちとおへその真ん中の高さで衿を折る!
  2. 衿幅を折ったら軽くピンと張る!
  3. 両手一緒に衿の角度をきめる!

すなお

これで広衿の着物はマスターできちゃいます🎵

 

このテクニックを身につけると…
  • 広衿の着物を上手に着付けできる
  • 衿幅を自由自在に変えられる
  • 衿元を手際よく整えられるから時間短縮
  • コーリンベルトなしで手軽
  • 対丈でもキレイな衿をキープできる

応用編として、👉【補正無し!】浴衣も着物もOK!着やせする着付けで、広い肩幅を狭く見せる方法。にて華奢にみせるテクニックを解説しています。。合わせてご覧ください。