「結婚式や、入学式卒業式に着物を着る」
憧れますよね♪
会食や新年会、お茶会などで、自分でビシッと帯を締められたら。
いちいち美容室に重い荷物を持っていく必要もなし。着付け代もかかりません。
でも、いざ自分で着付けてみようと思ったとき、いろんな問題が出てくるんですよね。
例えば・・・
そんなあなたには、特別な道具は一切使わない超簡単な二重太鼓の結び方をご紹介します。
すなお
背中から作っていって、胴に一巻きしかしないやり方です。
▪️袋帯の締め方がわからない
▪️二重太鼓が苦手
▪️短い袋帯がある
▪️ポイント柄をうまく出したいそんな人のために、超簡単な結び方の記事を書いています!
ご興味ある方はRTください!
皆様のご声援が力になります💪 pic.twitter.com/wfPY07YuCN— すなお👘@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) March 18, 2019
一巻きしかしていないことを気付かれたことは一度もありません。
もちろん、正式な場所に堂々と着て行ける見栄えになります。
きつけ教室の生徒さんからも多数お喜びの声をいただいています!
ぜひ挑戦してみてくださいね。
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- 袋帯が短くて困っている人
- 二十太鼓を結ぶのが苦手な人
- 袋帯は重いし長いし苦手な人
- ポイント柄の袋帯を持っている人
- 初めて自分で着物を着てみようと思っている人
- 着付けに時間をかけたくない人
- 大きな鏡がなく背中が見えないため、上手にできているか不安な人
もくじ
柄合わせまで簡単にできる二重太鼓の結び方を動画で確認する
①二重太鼓の柄を決めて背中に固定する
今回ご紹介する二重太鼓の結び方は、お太鼓から作っていく方法です。
先に背中の形を決めて背負うだけなので必ずきれいになる、というわけです♪
順番にご説明します。
帯枕を当てる
まずは帯に帯枕を当てましょう。
真っ黒の帯なので分かりにくいですが・・・
たれの柄の面に帯枕を当ててくださいね。
(帯揚げは、最初から帯枕にかぶせてゴムなどで固定しておくとスムーズです。今回は省略します。)
帯枕を当てるときのポイント
帯枕を当てるとき、重要なポイントはたった一つ。
それは「当てる位置」です!
(帯枕の向きは、山が上になるように。ぺたんこの面が帯に接地するようにしてください。)
せっかく正確な正方形をはかっても、帯枕を当てる位置がずれると意味がありません。
写真の左のように、正方形の一辺に帯枕の真ん中が当たるようにしてください。
理由は、右の写真のように帯枕を当ててしまうと、最終的に「たれ」が長くなってしまうから。
長い「たれ」を引っ込めるのはとても難しいんです・・・。
「たれ」が短い場合は引っぱったらいいだけなので、はじめは短めにしておくことをオススメします。
お太鼓の上線を持つ
帯枕を内側から持ってください。
全通柄や六通柄の場合は、たれよりも一手幅、長くなるぐらいかぶせてください
このように、帯枕ごと帯の上線を持ったら準備OK!
お太鼓の上線を背中に当てる
帯枕の紐を結ぶ
帯枕の紐が緩いと、背中の帯が下がって不格好になってしまうので、キツめが良いです!
紐がキツくてしんどくなるのが心配な方は、結び目を左右どちらかに避けるといいですよ。
これで、お太鼓の上線がばっちり決まりました!
②帯を胴に一巻きしてクリップで固定する
帯を胴に巻く
今度は胴体に帯を巻いていきます。
冒頭でご説明したとおり、一巻きしかしませんよ♪
わかりやすいように、お太鼓部分を上に避けてご説明します。
この状態でご説明します!
左右どちらでもいいので、巻きやすい方向に巻いていきます。
帯を引き締める
帯が胴体を一周したら、巻くのはこれで終わりです!
引き締めます。
帯の下をしっかり締めるコツ
背中の手は帯を固定したまま、帯を体の横に向かって引っぱりましょう。
このとき、前の柄を見ながら引き締めてくださいね。
右手を引っ張るか、左手を引っ張るかで、前の柄が自由自在に動かせます。
矢印の方向に引っ張ると帯はよく締まります。
帯は必ず下を持つこと。
そして、背中で帯をつまんでください。
クリップ1で胴に巻いた帯を固定する
背中でつまんでいた部分に、クリップ1を留めましょう。
このクリップは外さないので小さめのものがおすすめ。
(クリップは2つ使います。)
③帯の余りを処理する
クリップ2で、て先を固定する
胴体に巻いた帯の進行方向を変えます。
写真では、左側に来ていた帯を、右側へ。
帯の余りを仮紐1で固定する
て先をとめたあと、そのままの流れで背中まで帯を沿わせてください。
て先の上から、帯の真ん中で結んでください。この仮紐1はあとで外します。
途中経過
④二重太鼓をつくる
仮紐2で二重太鼓の形をつくる
ベストな位置は👉参考)お太鼓の黄金比率をご参考になさってください。
仮紐1をはずす
では仮紐1を外しましょう。
帯の真ん中にある紐です。
ちなみにこの紐は、【帯の余りを仮紐1で固定する】で使ったものです!
クリップ2を外す
二重太鼓のなかにて先を入れる
仮紐2を触りながら手を入れてください。
帯締めを結ぶ
二重太鼓なので、外側2枚を避け、その中に帯締めを当てましょう。
帯締めは、手先の幅のど真ん中に当ててください。
もし帯締めがて先を押さえつけられていなかったら、お太鼓が崩れ落ちてしまうので注意。
仮紐2をはずす
できあがり
完成です!
前の柄も思い通りの位置に出せました。
前は一巻きしかしていませんが、気づかれる心配はゼロ。
胴回りがすっきりします。
背中の柄は最初目で見ながら決められるので、人にやってもらったかのように綺麗に仕上がります。
ポイント柄ではなくても、短い帯を締めるときにかなり便利です。
まとめ
着物を少しでも気軽に、そして心地よく着てほしい・・・。
そんな思いから試行錯誤して今回記事にしました。
- 短い袋帯でもきれいに仕上がる
- 着物初心者さんでも二重太鼓が簡単に結べる
- 重くて長い袋帯でも楽勝
- ポイント柄の袋帯を攻略できる
- 初めての方でも上手にできる
- 背中を確認する必要がないので大きな鏡がなくてもOK
- 着付けの時間を大幅短縮できる
- 本番まで時間がない人でも、すぐに習得できるから間に合う
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