お太鼓結びで帯が余ったとき、処理に困りませんか?
着付け教室の生徒さんからもよくご相談をいただきます。
先日、Twitterで「痩せているので帯が余って困る」というご相談が寄せられたのでこんなツイートをしました。
【痩せている人のお太鼓のコツ】
①前の柄に合わせて巻く
②余ったら内側に折る◆やり方◆
①手先を多めにとる
②巻く
③柄が前に出なければ手先の長さを変えて調整
④余った手先は
⑤内側に折りこむ
⑥前の帯と高さを合わせるとキレイ※手先は必ず輪になった方を折るよ。先端は折らないこと💕 pic.twitter.com/R72sN0WMWr
— すなお@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) 2018年9月2日
【痩せている人のお太鼓のコツ】
- 前の柄に合わせて巻く
- 余ったら内側に折る
◆やり方◆
- 手先を多めにとる
- 巻く
- 柄が前に出なければ手先の長さを変えて調整
- 余った手先は
- 内側に折りこむ
- 前の帯と高さを合わせるとキレイ
※手先は必ず輪になった方を折るよ。先端は折らないこと
余った「て」は折りこんだらキレイになります!とご紹介したところ
次は、キレイに折りこむ方法についてのご質問がありました。
その回答ツイート
https://twitter.com/kimonosunao/status/1045953485152301058
【帯が余ったときの処理方法】
- 「痩せていて帯がかなり余る」
- 「て先をしまうときぐしゃぐしゃになる」
そんなときの裏技をご紹介します。
- たれを折りあげる
- お太鼓の下を持ってパカッと開ける
- て先をいれる
完成!
※て先は、輪っかになる方を折り込むよ♪
【お太鼓をキレイに仕上げるコツ】
①枕を当てたら必ず余っている部分を開くこと。これだけでお太鼓の上線がキレイになってボリュームが抑えられるよ。
②お太鼓が余る場合は、できる限り持ち上げて余分は内側に折り込むこと。ただし、折り込むのは少しにしてて先よりは上に出しましょう!
ただ、この「て」をキレイに折りこむ方法については、ツイートだけでは十分に伝えきれなかったので、この記事にて「て」をキレイに折りこむコツを解説しようと思います。
すなお
- お太鼓結びをする人
- 痩せている人
- 帯が余る人
- 「て」の処理が苦手な人
- 上手にお太鼓結びができるようになりたい人
「て」をキレイに折りこむコツ
お太鼓は全体のバランスが整うだけでとっても美しく見えるのですが、お太鼓には黄金比があるのはご存知ですか?
- お太鼓全体が正方形になっている
- たれは人差し指の長さ
- 「て」の出具合は左右対称
- 「て」は2cm出ている
これを基準にして、体型や雰囲気によって工夫してもOK♪
①お太鼓の大きさを決める
「て」が余ってしまったところから始めてください。
まずは、お太鼓の外側を手で押さえます。
②たれを折り上げる
お太鼓の下線(写真の部分)を持ちます。
お太鼓のかたちが崩れないように両側を両手で持ちましょう
そして・・・
たれをペロンと折り上げます。
背中の真ん中で、お太鼓の下を“たれごと”つかみます。
片手で持ったら準備OK!
③お太鼓を背中から離す
お太鼓の下を持って、体から離すと・・・
パカッと開きます!
④「て」を入れ込む
この部分に入れこめば、「て」はくしゃくしゃにならず、すんなり入ります♪
キレイに畳み込みます。
できあがり
まとめ
お太鼓結びは、全体のバランスが大切!
「て」が長すぎると、不格好になってしまったり、処理が甘いとお太鼓が解けてしまう原因にもなりますが、この方法なら、「て」は確実にキレイになります。
- お太鼓結びがキレイに仕上がるようになる
- 痩せていても帯にシワができない
- 帯が余ってもストレスにならない
- 帯がかさばらないから着心地がよくなる
- 自分の着付けに自信をもってお出かけできる
- 帯がほどけてしまうリスクが減る
- ワンランク上の着物美人になれる
今まで帯が余ってしまうことに悩んでいたあなた♪
一層すてきな着物姿になって、見る人を魅了してください!
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