お太鼓を締める方法はいろいろありますが『折り紙みたいに折るやりかた』はご存知ですか?
帯を傷めずに手早くできるので、一番オススメのやりかたです。
『帯を傷めないお太鼓の締めかた』についても、よくご質問いただきます。
やりやすい方法が一番良いのですが
私は①②③の他に
「折り紙みたいに折る」方法を
お教えすることが多いです😊
クリップは
折るのを補助するために使うので
同じようなものだと考えてください💕
なので①②③の中から選ぶなら
①クリップで! #peing #質問箱 https://t.co/IyKXEZCE5l— すなお👘@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) 2018年9月24日
やりやすい方法が一番良いのですが、私は①②③の他に「折り紙みたいに折る」方法をお教えすることが多いです😊
クリップは折るのを補助するために使うので同じようなものだと考えてください💕
なので①②③の中から選ぶなら①クリップで!
この質問へのお答えツイートがこちら。
https://twitter.com/kimonosunao/status/1048557447575531520
【帯を傷めないお太鼓の作りかた】
- 帯を胴に二回巻く
- 「て」を下ろす
- 「て」を背中の真ん中にずらす
- 背中の真ん中にできる正方形の対角線に、左手を置く
- 「たれ」を離す
- 「たれ」の内側に右手を入れる
- 右手を左手の上に乗せる
- 右手を入れている位置で仮紐を結ぶ
今回はこの帯を傷めないお太鼓の締めかたをさらに分かりやすくご説明します。
一度覚えてしまえば、帯の傷みを気にせずに簡単に締められるようになります。
すなお
- 今までお太鼓を締めるとき、ねじる方法しかやったことがなかった人
- 一からお太鼓の締めかたを知りたい人
- できるだけ帯を傷めたくない人
- 刺繍の帯を持っている人
- 金糸銀糸の織帯のように、できるだけ折りシワをつけたくない帯を持っている人
- 基本の帯結びを学びたい人
- 帯が下がるのをストレスに感じている人
- お太鼓が膨らんでしまう人
①胴に二回巻く
手先を肩にかけて、胴体に二巻きしましょう。帯板を入れるのも忘れずに。
体の前まで巻いてきた帯は、写真のように帯の下をしっかりと持ってください。
前に引っぱるようにして持つと、帯を締めている間に緩んでくる心配なし♪
『放してもいいです』というまでは放さないでくださいね~(笑)
左手で、背中の帯の下を探ります。
手先の延長線上をつかんで、しっかり引き下げてください。
○印の部分が、胴に巻いているのと重なるように意識しましょう(^^)/
(「前の柄がでない!」「手先の長さの目安がわからない」そんな方は▶ポイント柄の位置を合わせながら上手に帯を締めるコツの記事をご覧ください。
②手先をうしろに落とす
肩にかけていた手先を、後ろに落とします。
③手先を背中心までずらす
斜めに落ちている手先が、真っすぐ下に向くようにずらします。
背中心までずらすのがベスト!
④左角を押さえる
写真の点線部分(対角線)を意識して、手を置きましょう。
⑤体の前で帯を持っていた手を放す
背中をしっかり押さえたら、前の手を放します。
⑥右手をたれの内側にいれる
左手は絶対に放さないでくださいね!
そのまま右手を、たれの根元の内側に入れます。
⑦右手を背中の上にのせる
左手の上に、右手をのせます。
右手をのせたら、左手は放してokです🎵
⑧右手部分に仮紐を当てる
左手で紐の真ん中をつかみましょう。
そして、右手部分に仮紐を当てて…
仮紐を結びます。
胴に巻いた帯の上線に紐をかけるとバッチリ🎵
手先は胴に巻いた帯と並行になります。
この時点で緩んできてしまっても・・・大丈夫です!
手先は左手で持って、たれは右手で持って、ぎゅーっと引っぱってください。一瞬で緩みが無くなります♪
お太鼓の『折る方法』は以上です(^^)/
お太鼓結びの続きの手順は▶【浴衣|着物】背中でキレイにお太鼓結び!仮紐を使った超カンタンな結び方にて解説しています。
まとめ
- 刺繍や金糸銀糸をつかった織帯などの、傷みが気になる帯でも安心して締められる
- 帯にシワがつきにくい
- 帯の寿命が延びる
- 帯の長さを無駄にしないから、短い帯でも締められる
- お太鼓が膨らまないので、横から見てもスッキリする
- 帯が緩みにくい
ねじったり、くくったりすると、どうしても緩みが出てきてしまうのですが、この記事でご紹介した「折る」方法だと帯に無駄がないので緩みにくいんです♪
お気に入りの帯を長持ちさせるためにも是非、この方法をマスターしてください!