すなお本が出版されました

【動画あり】一番簡単な「女性浴衣の着方」-初心者でもひとりで着られるまで徹底解説-

【動画】浴衣の着方最新版【2020/07/11】

動画で見たい方はこちらをどうぞ(‘ω’)ノ

 

 

夏といえば花火大会にお祭りなど、楽しいイベント盛りだくさん!

そして欠かせないのが「ゆかた」です。

女性はゆかたを着るだけで3割増し。

上品で色っぽく見える必殺アイテムです!

女性

でも、ゆかたの着付けって難しそう・・・

そんなイメージをもっている方も多いと思いますが、このブログに訪れたあなたは大丈夫!

ゆかたの着付けは、実は超かんたんです!

 

わざわざ誰かに着付けしてもらうなんて勿体ない!

今年から、自分でゆかたの着付けができるようになりましょう♪

きっと去年よりもっと楽しい夏になるはずです!

すなお

絶対にひとりで着られるようになっていただくために、記事と動画でW解説しています。お好きな方をご覧ください。

この記事を読むべき人

・今年ゆかたを着たい人
・ゆかたを持っている人
・着付けができるようになりたい人
・着物に興味があるけど何から始めたらいいかわからない人
・ゆかたの着付けは一応できるけどキレイにできない人
・ゆかたの着付けに時間がかかる人

まずは動画で浴衣の着方を簡単に確認する

浴衣を羽織る

まずはゆかたを羽織ってください♪

写真のように、裾が床に10cmぐらい擦れていたら、キレイに着られます。

下に着るものは、こだわらなくてもOK。

花火大会やお祭り程度の軽いお出かけなら、カップ付きキャミソールやペチコートでもいいですよ。

きちんと着たい人は「肌襦袢」という着付け専用の下着があります。

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パンティラインが気になる方はシームレスタイプのショーツがおすすめ。

裾線を決めて腰紐で固定する

まずは裾を合わせていきましょう!

裾線(すそせん)とは、裾の下ラインのこと。

では順番にご説明しますね。

裾の長さを決める

まずは長さ調整から。

写真のように、ゆかたの左右を持ちあげてください。

持つ場所も大切です。衿の先から一手幅上を持つとやりやすいです。

一手幅(ひとてはば)」というのは着付け用語で、親指から小指までの長さを指します。

だいたい15cmぐらいです。

 

写真のように、親指が上になるように持ちましょう。

持つ位置がわかったら、裾を持ち上げます!

すなお

裾の長さの目安はくるぶしが隠れるぐらい。

悪い例

裾の長さをくるぶしよりも上にすると、ツンツルテンで子供っぽくなってしまいます。

悪い例

裾が床にすれると、ゆかたが汚れたりだらしなく見えたりしてしまいます。


良い例

裾の長さはくるぶしがかくれるくらい、後ろから見るとかかとが少しだけ見えるくらいに合わせるとGOOD!

すなお

今回は足袋を履いていますが、素足に下駄が涼しげでいいですね♪

左の裾のポジションを決める

裾の長さが決まったら、今度は体を覆います。

まずは左の裾のベストポジションを決めましょう!

左手をかぶせてください。


悪い例

たくさん被りすぎると、着終わったときのバランスが悪くなってしまいます。

悪い例

反対に腰が隠せていないと、着終わったときに太ってみえる着付けになります。

悪い例

無意識のうちに手が上がって、裾が短くなっていないか注意してください。


良い例


左手をかぶせた時のポイント
  1. 腰がギリギリ隠れるラインに合わせられているか
  2. くるぶしが隠れるくらいの長さになっているか

すなお

これで左の裾のポジションが決まりましたね♪

次に右手を体から遠い方に引っぱりましょう。

なにをしているかというと、お尻の生地のたるみを取っています。 無意識に右手が上がらないように注意!真横に伸ばしましょう!

 

右の裾をかぶせる

では左手を体の横に開けましょう。

お尻に生地を当てておくことが大事です。

すなお

ここで手が緩んでお尻に空間ができると、左裾のベストポジションがずれてしまいますので注意

右手をかぶせます。

このままだと、太って見える着付けになってしまいますので「裾すぼまり」にするためにひと手間加えしょう♪

 

すなお

写真のように右手の持ち手をぎゅっと上に引っぱるだけ!

足のラインがでるように意識するとうまくいきますよ。

ワンポイント

細身の人や、ゆかたのサイズが大きい場合、生地がたっぷり余ってしまうことがあります。

そんなとき、写真のように体の奥まで覆いかぶせてしまうと、歩きづらくなってしまうんです。

 

そんな時は下の写真のように布を手前に折り返すとGOOD!

左の裾をかぶせる

左裾をかぶせます。

最初に決めたべストポジションを意識してくださいね!

ベスポジに合わせたら、右腰を押さえてください。しっかり押さえておくこと!

腰ひもを結ぶ

腰を押さえているのとは逆の手で、腰紐のまんなかを持ちましょう。

紐のまんなかを腰に当てます。

高さの目安は「腰骨の2㎝上」がベスト!

すなお

腰紐の位置が高すぎると胃を圧迫して苦しくなる原因になります汗

両手を後ろまでもっていって・・・

後ろで交差させてください。

そのまま前に持っていきます。

結びます

 

すなお

できたら右腰で結ぶとよいですよ。体の真ん中で結んでしまうと、結び目が膨らんで目立つんです。

このようにちょうちょ結びにしたら・・・輪を大きくとって

輪の端をひっかけておきましょう♪

すると、しっぽのように紐が出てきてかっこ悪・・・なんてことになりません。

おはしょりをつくる

おはしょりとは、余った布を腰にたくし上げてできる部分のこと。

すなお

このおはしょりを整える工程をご説明します。おはしょりがどうしてもうまくいかない方は👉おはしょりの悩み解決をご覧ください。

まず脇の穴(みやつ口)から手を入れましょう。

背中側から。しっかり手をおろして、背中のおはしょりをつくってください。

そのまま手を前に動かして、前のおはしょりも作ります。

衿を合わせて胸紐で固定する

美しい着付けかどうかが分かれるのはここ!衿合わせです!

逆に言えば、ここさえ上手くできたら着物美人になれます!(笑)

すなお

丁寧にご説明していきますね♪

左右の衿の縫い目を持つ

左手を脇の穴にいれて、右衿の縫い目を持ってください。

胸あたりにあるはず。右手は左衿の縫い目を持ってください。

上の写真は、両手で左右の衿の縫い目を持っている状態です。

持った手を上げて衣紋を抜く

衣紋(えもん)とは、うなじの開き具合のことです。

ゆかたは、衣紋が45度よりも控えめになっているくらいが上品です。

すなお

衿芯を入れて衣紋をビシッと整えるのも美しいですが、個人的には、ゆかたは衿芯なしでやわっと涼し気に着たいなぁ・・・♪

では両手は衿の縫い目を持ったまま、上にずらしましょう。

 

上の写真のように、衣紋を抜くイメージで。

前の持ち手を上にずらすだけで、衣紋は抜けます。

後ろは触らなくて大丈夫です!

衿の角度を合わせる

では今度は衿合わせを整えていきましょう♪

真ん中の写真がベスト!

喉のくぼみで衿が交差するように角度をつけるといいですね♪

衿の先までまっすぐにする

持ち手部分から下も、衿がまっすぐになるように引き上げておきましょう。

すなお

衿の延長線上まで意識して整えることで、美しい衿合わせをキープできます。

紐を結ぶ

みぞおちに手を当てて、衿合わせが動かないようにしたら・・・

腰紐のまんなかをみぞおちに当てて

両手を後ろまで回してください。

後ろで交差させたら・・・

横でぎゅっと引き締めます。

紐のキツさの目安は、人差し指の第一関節が入るくらいの余裕をもって。

体の前でちょうちょ結びしましょう。

ちょうちょ結びの輪っかを大きくして・・・

紐の先端が散らからないように輪を引っぱって

輪をひっかけておきましょう!

背中とおはしょりを整えるー仕上げ

あとちょっとで完成です!

背中のシワを脇に寄せる

ここまできたら、必ず背中にシワが寄っているので、脇に寄せていきましょう。

紐の下を持って・・・脇に向かってシワを伸ばします。

衣紋を抜く

今度は持っていた部分を下に引っぱりましょう。

すなお

しっかり引っぱれば、自然に衣紋が抜けるんです♪

おはしょりを整える

おはしょりを整えましょう。

右手をおはしょりの中にいれて・・・

奥までいれたら、左手でおはしょりの下線をつまみます。

左手は固定したまま、右手を下に当ててスーッと引き抜いていきましょう。

これで簡単におはしょりがキレイになります。

伊達締めで固定する

最後に、衿元が崩れるのを防ぐために、伊達締めで押さえつけます!

今回は、メッシュ素材の伸縮性のある伊達締めを使用。

すなお

浴衣や夏着物にはこちらがおすすめです。

涼しさと楽さが桁違いです。すなおも愛用しています。

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伊達締めの真ん中をもって背中に当ててください。

マジックテープを前で留めて完成!

できあがり!

まとめ

このテクニックを身に着けると…
  • 自分ひとりで浴衣を着られる
  • 着付けに時間がかからない
  • 一日中苦しくなく楽に過ごせる
  • 簡単にやまとなでしこになれる
  • 彼をドキッとさせられる
  • イメチェンできる
  • 体型カバーして細見えする
  • 若々しく見える
  • 肩甲骨を使うのでストレッチになる
  • 着崩れしない
  • 持っている浴衣を活用できる

ゆかたを自分で着られたら、夏が一層楽しくなります!

花火大会や、夏祭りビアガーデンに、デート

いつもと違うあなたの浴衣姿を見たら、彼もドキドキすること間違いなし。

上品な着付けをマスターしてこの夏を楽しんでくださいね!

 

2 COMMENTS

くみ

うそつき衿の作り方を教えてください!
いろいろな衿を作ってコーデの楽しみを広げたいと思っています

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