すなお
着物や浴衣を着たとき、おはしょりが綺麗にできていないと気になりますよね。
小柄な方や、お持ちの着物が大きいとき、おはしょりって長くなりませんか?
以前、おはしょりが長くなるというご相談が寄せられたのでこんなツイートをしました。
https://twitter.com/kimonosunao/status/1039726424708579328
【おはしょりが長いときの裏技】
- 「着丈が長い着物を着たい」
- 「小柄なので裾が余る」
- 「腰紐を骨盤で結ぶとおはしょりが長くなる」
そんなときは、 着付けの簡単テクニックで ベストな長さのおはしょりに仕上げてね!
- ①おはしょりに手を入れて
- ②上に持ち上げる
- ③伊達締めで固定する
腰ひもを骨盤部分で結んだときに長くなるおはしょりを綺麗に整えるコツについてツイートしたのですが、さすがに端折りすぎました・・・(おはしょりだけに・・・?笑)
というわけで、この記事では長いおはしょりをちょうどいい長さにするテクニックをわかりやすくご紹介します。
短くて困っている方はコチラもどうぞ
- おはしょりが長くなってストレスを感じている人
- 小柄な人
- 大きいサイズの着物を持っている人
- おさがりの着物がある人
- 自分より背の高い方の着物を借りることがある人
- 骨盤部分で腰紐を結ぶ人
動画でチェックする
おはしょりを持ち上げる
腰紐を締めたあと、衿を整えて紐を結んだところからスタート!
右手をおはしょりの中に入れます
外側の布だけ持ち上げます。
腰紐がでないギリギリのところまで上げましょう!
上部を手で押さえます。
伊達締めで固定する
下からなでるようにして伊達締めを当てれば、おはしょりにシワができません。
ちなみに、背中のおはしょりは長いままでもOK!
背中のおはしょりが長くてもいい理由は2つ
- お太鼓で隠れるから
- 衣紋を抜きなおすとき、背中のダブつきを取るとき、帯を上げるときに便利だから
(詳しくは『浴衣は後ろ姿で決まる! 後ろの帯が下がらない超簡単な前結びの方法』の最後の仕上げのやり方参照)
長かったおはしょりが、ちょうどいい長さになりました!
おはしょりの長さの目安
おはしょりのちょうどいい長さってどのあたりだと思いますか?
答えは「人差し指の長さ」!
着物を羽織るところからの一連の流れが見たい方は👉初心者向け|着付け講師が教える着物のカンタンな着付け手順まとめをご覧ください!
まとめ
- 見た目が美しくなる
- 余分がなくなるからシワになりにくい
- 着付けのレベルアップ
- 着なかった着物が活躍する
- 着られる着物のレパートリーが増える
- 「サイズにこだわらず着ることができる」という着物の良さを再確認できる
おはしょりが長くなってしまう悩みは解決しましたでしょうか。
これからは自信をもって、あなたにピッタリのおはしょりに仕上げて、均整の取れた着物姿で特別な一日を過ごしてください。
- おはしょりが足りない…
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これらの記事を参考にしておはしょりマスターになってください!