すなお本が出版されました

浴衣や着物が短い! 足りない”おはしょり”を綺麗に出す着付けのコツ

着付けするときに腰紐を結んだあと・・・

「あれ?おはしょりがでないーーー(´;ω;`)」

なんて経験ありませんか?

特に、アンティーク着物おさがりの着物は丈が足りず、おはしょりが出ないことがあります。

おはしょりが出ないときの対処法について過去にこのようなツイートをしました。

私のツイートを取り上げてくださってありがとうございます!

ご参考までに、必要な身丈についてご紹介します。

通常の着方ですと、身長と同じ長さの身丈が必要です。

一方、おはしょり無しで着る場合は、身長から20cm引いた長さの身丈があれば着ることができます。

20cm短くても着られるんです。

 

https://twitter.com/kimonosunao/status/1033687166742716416

着物が短いなら無理におはしょり作る必要ないと思う。

帯の中にしまえばok

おはしょり出す利点ってお腹カバーだけやし

家でお引きずりしてて外出時たくし上げてたのが由来やし

今の時代にその着方を守り続けるのはナンセンス

 

すなお

おはしょりが出ないならいさぎよく帯に隠しちゃえ!という内容。

でも、おはしょりがあったほうがしっくりくる!と考えている方も当然多いと思います。

そこで、なかなか出てこないおはしょりを上手に出すとっておきのコツをご紹介しますね!

 

この記事を読んでほしい人
  • 身長が高い人
  • 丈が足りずタンスの肥やしになっている着物がある人
  • おさがりの着物をもらった人
  • 骨董市で着物を見るのが好きな人
  • どんなサイズの着物でも、悠々と着付けできるようになりたい人
  • 娘さんの身長が伸びて、去年の浴衣が着れなくなったかもと心配しているお母さん

すなお

おはしょりが出ないだけで着物を無駄にするのはもったいない!

この記事を読めば、着られる着物の幅が広がると思います!

それではよろしくお願いします♪

 

着物を羽織って床にずる長さを確保する

おはしょりを綺麗に出すコツは、まずは自分にとってのベストな身丈を知ること。

実は、おはしょりがちゃんとできるギリギリの身丈は羽織っただけで判別できます。

羽織ったときに床に7cm程度ずっていればOK(経験上ですが笑)

すなお

目安はiPhone6sの縦幅ぐらいです(笑)。

一般的には、身長と同じくらいの身丈がベストだとされています。

 

 

上から見た図

すなお

アンティーク店や骨董市で、さらっと羽織って確認できたら楽チンでしょ?。

腰紐の位置を下げる

腰紐をうんと下で結んでみてください。

腰紐の位置を下げれば下げるほど、おはしょりは長くなります。

下げる限界の目安は骨盤のあたり、腰の一番太い場所です。。

 

腰紐の位置を限界まで下げると・・・

おはしょりがたっぷりでました。

 

 

ちなみに、腰の一番太い部分で腰ひもをすることで、3つのメリットがあります。

腰の太い部分で腰ひもをするメリット
  • おはしょりがたっぷり出る
  • 腰紐が上がってこず緩まない
  • 痛くなったり気持ち悪くなったりせず快適

すなお

腰紐を下げるだけで、おはしょりが出るだけでなく、ほかにも色んなメリットがあるなんて、やらなきゃ損ですね♪

 

着物を羽織るところからの一連の流れが見たい方は👉初心者向け|着付け講師が教える着物のカンタンな着付け手順まとめをご覧ください!

初心者向け|着付け講師が教える着物のカンタンな着付け手順まとめ

まとめ

丈が短くて着るのを諦めていた着物でも、かんたんな着付けのテクニックで綺麗に着ることができますよ♪

自分サイズの着物だけでなく、色んなサイズの着物を自分ピッタリに調整できるのが、着物の魅力の1つだと思っています。

すなお

ジーパンはサイズが合わなければ、どうしようもないです・・・

 

このテクニックを身に着けると・・・
  • アンティークの小さな着物でも着こなせる
  • お母様やお祖母様の着物が日の目を浴びる
  • 身長が高くても好きな着物を着ることができる
  • 身長が伸びても、去年着ていたお気に入りの浴衣を着られる
  • 仕立て替えでお金を掛ける必要がないから、そのお金で素敵な帯を買える
  • 丈が足りなくても着付けができると自信がつく

おはしょりを克服することで、皆さまの着物を着る機会が少しでも増えますように。

快適かつ美しい姿でお出かけを楽しんでください!

おはしょりの他の悩みについて

これらの記事を参考にしておはしょりマスターになってください!