10月6日に初のオフ会「黒留袖の会」を行います!

【着付け裏技動画】短くて柄が出ない名古屋帯の柄位置を、確実に合わせる結び方!

ポイント柄の帯って、柄を出すのが難しいですよね。

  • 「中途半端な位置に柄が出てきてしまう・・・」
  • 「前の柄に合わせて巻くと、後ろの柄が出なくなる・・・」

といった経験はございませんか?

すなお

特にアンティークの帯によくありがちな現象です。

柄を中心にもっていきたいのに・・・合わない😢

「帯の柄が出ない!」というお悩みは、着付け教室やSNSでもよくいただきます。

この記事では、こちらのツイートへのご回答として、お太鼓の前後の柄を確実に合わせる帯の締めかたをご紹介します。

 

すなお

従来の結び方とは全く違う手法です!

前の帯は一巻きしかしないのですが・・・経験上絶対にバレません(笑)

この記事を読むべき人
  • お太鼓柄が合わなくて困っている人
  • お太鼓結びが苦手な人
  • ふくよかな人
  • 帯を出来るだけ簡単に締めたい人
  • ポイント柄の帯を持っている人
※この結び方のデメリット

この結び方だと、ズラし幅出しができません!

その点だけご留意ください。

ずらす幅出しについては、👉帯をズラすだけの簡単幅出しのやり方で解説しています。

動画でチェックする


用意するもの

  1. 名古屋帯
  2. 帯枕と帯揚げ(最初から被せておくと簡単)
  3. クリップ×2(洗濯バサミでもok)
  4. 仮紐×2
  5. 帯締め

今回使用する帯は、前柄の中心からお太鼓柄の始まりまでが65cmの、かなり結びにくい帯です!

斜線部分に柄が入っています。

通常は90cm位です。

帯枕でお太鼓の上線をきめる

帯を締めるときは手先から巻いていくのが一般的ですが、今回は違います!

先に、お太鼓の上線をきめちゃうんです。

 

すなお

順番にご説明しますね♪
  • 手順1
    名古屋帯のメインの柄の上に帯枕を当てる

    まず始めに、帯と帯枕を持ってください。

    帯枕には、事前に帯揚げをかぶせておくと便利です。

    (今回はわかりやすいように、帯揚げは省略しています。)

    そして、背中の柄を意識して、帯枕を当ててください。

     

    お太鼓の上線(写真右の点線部分)部分を山折りにして、中に帯枕を入れましょう。

     

    帯で帯枕を挟んで、帯の端までしっかり布目を通しましょう。

  • 手順2
    帯枕を背中に乗せる

    帯枕ごと、帯をしっかり持って、背中に回します。

    高く上げなくてok!

     

    帯枕の紐(帯揚げも一緒に)を両サイドで持ちます。

     

    背中に乗せます。

    写真のように、紐(と帯揚げ)を持って、ぐいっと上げれば、帯が高い位置につきますよ。

     

    帯枕の紐を結んで、帯揚げは邪魔にならないよう仮結びしておいてください。

     

    これで、お太鼓の上線が決まりました。

    この方法なら、ご覧のとおり、背中の柄は百発百中で出ます!

名古屋帯の前の柄を合わせる

背中の柄の位置が決まったら、次に前の柄を合わせていきましょう。

  • 手順1
    帯を胴体に巻く

    わかりやすいように帯を上げると、こんな状態になっています。

     

    床に垂れている方の帯を持って、進行方向を変えます。

     

    これを胴体に巻いていきますよ~♪

    背中がボコボコしないように、根元をある程度整えてください。

    すなお

    お太鼓で隠れる部分なので、神経質にならなくても大丈夫。

    前柄を好みの位置に合わせます。

  • 手順2
    帯を引き締める

    前の柄を好みの位置に合わせたら、背中で帯を引き締めましょう。

    一枚目を下からつまむ

     

    長い方の帯をぎゅーっと引き締める

     

    帯は下を持つのがポイントです。

    右手は、帯の1巻目の折り目に引っ掛けているだけ。

    すなお

    なるべく両手を近くにすると、よく締まりますよ。

  • 手順3
    帯が重なっている箇所をクリップ①で挟む

    帯をぎゅーっと引き締めたら、1巻目と2巻目が重なっている部分にクリップ①をとめてください。

    ※クリップは2つ使うので、クリップ①とクリップ②と呼び方を変えています。

     

    すなお

    クリップは、洗濯バサミでも代用可です!

    1巻目もしっかり挟みましょう。

     

    体の真横よりも、少し後ろでとめると仕上がりが綺麗になります。

  • 手順4
    手先をクリップ②でとめる

    帯を流れのままに前に持ってきます。

     

    お腹を覆うように手先を前に当ててください。

     

    手先は引っぱれば引っぱるだけたくさん取れますが、体の真横よりも少し前に合わせてください。

     

    手先をクリップ②で固定します。

  • 手順5
    余った帯の輪をひっぱる

    輪になっている部分を前に引っ張ります。

     

    次に、手先が出ている方とは反対側で、帯の余りを処理していきます。

    横から見た図。

  • 手順6
    クリップ①をとめ直す

    クリップ①の位置は変えずに、挟み直してください。

    1巻目と2巻目に加えて、新たに3枚目が重なっていますので、この3枚をしっかり挟んでくださいね。

  • 手順7
    帯の余りを後ろに折り返す

    クリップ①を起点にして、後ろ側に折りましょう。

     

    このような状態になります

  • 手順8
    仮紐で固定する

    仮紐①の真ん中を持って、背中に当てます。

    ※仮紐は2本使うので、仮紐①と仮紐②と呼び方を変えています。

     

    仮紐を前で結べば、胴回りは完成!

     

    すなお

    完成まであと少しです!

お太鼓の形をつくる

あとは、一般的な結び方とほぼ同じです。

順を追ってご説明しますね。

  • 手順1
    仮紐②でお太鼓の形をつくる

    お太鼓の形を作っていきます。

     

    仮紐②の真ん中を持って、帯の内側に当てます。

     

    仮紐②のすぐ上で帯をつまみあげて…

     

    仮紐②を結びましょう。

     

    お太鼓の形ができました。

    仮紐を使って簡単にお太鼓の形をつくる方法は👉背中でキレイにお太鼓結び!仮紐を使った超カンタンな結び方にてわかりやすく解説しています。

  • 手順2
    仮紐①を外す

    仮紐①は役割を果たしたので、取りましょう。

  •  
  •  

お太鼓最後の仕上げ

  • 手順1
    手先を入れる

    クリップ②を外して、手先を持ちます。

    次に、仮紐②が留めてあったスペースに手を入れて、手先を迎えに行ってあげましょう。

     

    手先は先端から入れるとやりやすいですよ

     

    手先の両サイドの長さを揃えてくださいね。

  • 手順2
    帯締めを結ぶ

    手先を固定するために、帯締めを当てます。

    帯締めを前で結びましょう。

  • 手順3
    帯揚げを結ぶ

    仮結びしていた帯揚げも、きちんと結びましょう。

    帯揚げのやりかたについては👉キレイで着崩れしない簡単な結び方で解説しています。

    ぜひご一読ください。

できあがり

帯締めがしっかり締まっていれば緩むこともありません!

クリップ①は付けたままでも目立ちませんが、体に当たって痛い場合は外してくださいね。

すなお

私はクリップ①をつけっぱなしにしています♪

前の柄も上手く出ました!

まとめ

「お気に入りのポイント柄の帯を締めたい・・・」

そんなリクエストのために、試行錯誤して考えました。

一人でも多くの方にとどきますように。

このテクニックを身につけると…
  • どんなに短い帯でも上手に柄が出せる
  • お太鼓結びで失敗しなくなる
  • 着付けに時間がかからなくなる
  • ふくよかな人でも帯が締めやすくなる

すなお

とっておきの帯をキレイに締めて、お出かけ楽しんでくださいね。


ポイント柄の帯を上手に締める方法は別にもあります。

前柄を合わせるのが苦手な方

ポイント柄の位置を合わせながら上手に帯を締めるコツ

後ろの柄を合わせるのが苦手な方は

短い名古屋帯でもキレイに柄を出す超簡単な結び方

 

合わせて、ご覧くださいませ♪