伊達衿/伊達襟(だてえり)とは?
すなお
伊達衿/伊達襟(だてえり)とは、着物を重ねて羽織っているように見せかけるための衿のことです。「重ね衿(かさねえり)」と呼ぶこともあります。
伊達襟の特徴
衿という名前ですが、伊達衿そのものは120cm×10cmくらいの長方形の布生地です笑
裏が白色の伊達衿が多いですが、リバーシブルのものもあります。
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ちなみに伊達衿は2枚以上つけるのも綺麗ですよ♪
バチ衿と広衿(ひろえり)
衿にはバチ衿/半衿(はんえり)と広衿(ひろえり)がありますが、伊達衿にも2種類の衿があります。
その違いは、衿の太さ。重ね衿の出す幅によって使い分けます。
伊達衿の由来
成人式などの華やかな舞台では、重ね衿がメジャーなのでフォーマルな着こなし方だと思っている方も多いかもしれません。
ただ実は、遠い昔に着物は2枚以上着なければいけないという礼装のルールがある中で「2枚服を着るのが面倒くさい」と感じた人が始めたお手軽テクニックなんです。
伊達衿のおかげで、取り外しできる少ない布で衿のお洒落ができるようになり、衿のオシャレ文化が一気に加速したそうですよ。
伊達衿の付け方
【動画でも解説】伊達衿・重ね衿を誰でも付けられるようになる着付けのコツ
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