お太鼓結びって、着物を着ると本当に出番が多いですよね♪
ただ、帯が短くて足りなくなるというアクシデントはございませんか?
- 「あ~!たれが足りない~!」
- 「もう今日は着物着るの、やめよう・・・」
すなお投げ出したくなる気持ち、よーくわかります。私もそうでした。
着付け教室でもお悩みの方が非常に多いので、この記事では「だれでも簡単にできる、たれが落ちない方法」をご紹介します。
名古屋帯・袋帯、どちらでもできますよ♪
この記事を読むべき人
- 帯が短くて困っている人
- たれが落ちてしまったことがある人
- 外出中、帯が崩れるのが不安な人
- 着ているうちに時間がなくなって焦ってしまう人
それでは、あなただけに秘密を教えますね♪
お太鼓の形を作ったあと仮紐を隠す
①帯枕を乗せる
帯枕をのせたところからご説明します。
ここまでの手順は👉「ねじらないお太鼓!帯を傷めずに後ろでキレイに締めるコツ」にて解説しています。
②仮紐を使ってお太鼓をつくる
仮紐を使って、お太鼓のかたちをつくります。
この手法は👉【浴衣|着物】背中でキレイにお太鼓結び!仮紐を使った超カンタンな結び方にて解説しています。
③仮紐を取らずに帯の下に隠す
この仮紐を取らずに、帯の下に入れ込みましょう!
手先は限界まで下げる!
①手先をいれる
手先を外側に折り返して、お太鼓の中に入れます。
手先を入れる場所は、仮紐の部分。
②手先を下げる
手先をしっかり下げてください。
これで仮紐は見えなくなります。
③帯締めを結ぶ
手先の上から帯締めを結びます。
これで先ほどの仮紐は絶対に見えません&帯は絶対に落ちません!
簡単でしょ?
たれが落ちる原因
たれが落ちるのを防ぐために、お太鼓の構造を知っておきましょう。
まずは、この「輪」に注目してください。
ここに手先を入れると…
実はこれ、すごく危うい状態…これだとたれが落ちます。
手先の上から輪が出たら安心!たれは絶対に落ちません♪
つまり、左の写真の悪い例のように、手先の上から「輪」が出てこない場合は、たれが落ちる危険性大!今回のテクニックを使ってください!
まとめ
このテクニックで、どんなに短い帯でも、キレイなお太鼓ができます。
このテクニックを身に着けると…
- どんなに短い帯でもお太鼓ができる
- 帯が落ちるという不安から解放される
- お太鼓のかたちが崩れない
- 着付けを直す手間が省ける
仮紐があることなんて忘れてしまうぐらい自然な仕上がりになりますよ♪
バレたことは一度もありません(笑)