着物や浴衣を着付けしたあと、鏡でどこをチェックしますか?
おはしょり、衿合わせ、帯の形・・・はよくチェックされますが背中は大丈夫?
実は「後ろ姿」って結構見られています。
背中のシワをとる方法は以前ご紹介しましたが、
(詳しくは、▶着物・浴衣の背中のシワが一瞬でキレイになる着付けのコツをご覧ください)
その後Twitterで、「帯を締めたあとの直し方が知りたい」というお声をいただきました。
そのときのツイートがこちら
【背中のシワがスッキリ💕
ささっと簡単3ステップ】「帯をしめたあと
背中にシワができてしまう」
帯をしたあとでも
手遅れではありません🎵
これやってみて!①脇の後ろから両手親指をひっかける
②ぐぐっと前に入れこむ
③帯のたれをあげて、2カ所下に引くこれだけで背中のシワがとれるよ pic.twitter.com/JZ4B1aJfTR
— すなお👘@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) 2018年9月21日
【背中のシワがスッキリ💕ささっと簡単3ステップ】
「帯をしめたあと背中にシワができてしまう」
ご安心を!帯をしたあとでも手遅れではありません🎵
これやってみて!
- 脇の後ろから両手親指をひっかける
- ぐぐっと前に入れこむ
- 帯のたれをあげて、2カ所下に引く
これだけで背中のシワがとれるよ!
ただ、このツイートでも伝えきれなかったポイントがあるので、帯を締めたあとに背中のシワを取る方法についてこの記事で詳しく解説します。
着付け教室でもお教えしている内容なのですが、みなさん一回で即習得してくださいます。
「簡単にキレイになる!」と好評ですのでぜひお試しください(^^)/
- 背中のシワが気になる人
- 痩せていて布が余るので背中がダブつきやすい人
- 帯を締めたあとに手早く直したい人
- 後ろ姿の写真を撮ったとき背中の乱れに気づいた人
- 着付けがうまくなりたい人
- 着物美人を目指す人
どれだけキレイな背中になるのか、まずはお見せします。
左(施術前)→右(施術後)
すなお
背中のダブつきやシワがなくなれば、和服姿はランクアップします!
写真をよく見比べていただくと、背中だけじゃなく、衿までキレイに沿ようになっていますね♪
背中がダブついていると、その分体の厚みが増して見えてしまいます。
後ろのおはしょり2か所を引き下げる
お太鼓結びをしている場合は、たれをペロンと上げるとやりやすいです。
まずはうしろのおはしょり2か所をつまみましょう。
1か所ではなく2か所持つ理由は、1か所だけ引っ張るとそこにシワが寄ってしまうから。
2か所引っ張ることで、シワが縦に伸びるだけでなく、両側にも開くから一石二鳥!
2か所を持ったら、外側に広げるイメージで引き下げます!
ぎゅ~(^^)/
これだけで、シワやダブつきはほとんどなくなります!
背中側の脇を前に押し込む
脇に手を当ててください。後ろはこんな感じです。
親指を曲げて、前に押し込みます。
ぐぐぐ~
両手でいっぺんにやると、背中心がズレません♪
背中心を真ん中に合わせるのも、美しい後ろ姿の秘訣ですよ~。
背中のシワがなくなりました♪
前に寄ったシワを後ろに流す
背中のダブつきを取ったら、必ず前にしわ寄せがきます。
こんな感じになっているはず。
前の脇にできたシワは、後ろに流しましょう。
キレイになりましたね(^^)/
でもこれだけだと、いずれまたシワが出てきてしまうんです。
そこで、人差し指で仕上げます!
左脇を直すときは、左手の人差し指で・・・
後ろに向かってツーっ・・・と流します。
奥までしっかりなぞりましょう。
これで完成♪
まとめ
背中のシワは、帯を締めた後でも直せます!
直す3つのポイント
- 後ろのおはしょり
- 背中側の脇
- 前の脇
この3つを意識して背中のシワを撃退してくださいね。
- 背中のシワがなくなる
- 背中のダブつきがなくなって衿がずれなくなる
- 細く見える
- 衿がぴったり沿う
- 着物にシワがつかないから脱いだ後のお手入れがラク
- 自分の着付けに自信がつく
着付けしたあと背中にシワができて焦ったら、ぜひこの方法を試してみてください。
コメントを残す