女性
「着ていない着物がタンスにいっぱいあるんです。でも、処分できずにしまったまま・・・」
着付け教室では、そんな声を耳にすることも非常に多い。
一方、着物が好きだけど高くて買えない・・・と諦めてしまう人も多い…。
- 着物が不要な人と、着物が欲しい人。その橋渡しができないだろうか。
- 日本全国に眠っている着物を、欲しい人の元に届く仕組みはできないだろうか。
タンスに埋もれている着物を一つでも多く循環させたい。
そこで、タンスにある着物を掘り起こす動きの一つである「出張買取」の存在を知り、周りの人やSNSにも聞いて回りました。
すると、「興味はあるけど少し怖い」「リサイクルの方がマシ」「無理やり買い取られるかもよ?」などといったネガティブな口コミも多く、その実情をどうしても知りたくなりました。
「実際のところ着物買取ってどうなの?」という皆さまの疑問や不安を解消すべく私が実験台になって試します!
出張買取ってどうなの?というお声が多数あるので、私が実験台になってみようと思います。
✅どんなものが高く売れる?
✅どうやったら高く売れる?
✅売った着物のゆくえ他に知りたいことや、査定員さんに聞いてほしいこと等ありませんか?
実際に聞けるか分かりませんが参考にさせて下さい✨ https://t.co/5zKdWVTgO0— すなお👘@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) February 13, 2019
今回、お願いする出張買取業者は「バイセル(BUYSELL)」さんです。
京都の自宅まで実際に来ていただき、その場で着物の査定をしていただきました。
バイセルって何?
もくじ
バイセルへのお申込みから実際の出張買取までの流れ
バイセルは電話申込OK
バイセルには電話で申し込みました。
(ネットでのお申込みもできます。)
オペレーターの女性が、はきはきとした口調で色々確認してくれます。
電話に要した実際の時間は10分12秒。テンポよく確認してくれるので、とっても短く感じました。
- どんな品物?→着物
- 買取商品の大体の数
- 誰の着物か
- 当日売る売らないの判断をするのは電話口本人かどうか
- 名前、年齢、電話番号、住所
- グーグルマップで住所を調べて、細かい場所の確認
- 近くに駐車場やコインパーキングはあるかどうか
- 当日本人確認書類(免許証か保険証)用意できるかどうか
- 日程調整
特に気になったのは「着物の持ち主」と「電話で話している人」が同一人物かどうかの確認。
おそらく、他人のものを勝手に売却しトラブルになるケースを避けるためでしょう。
出張に来てくれる一番早い時間は午前9時
奇数の時間枠(9時、11時、13時)で予定を組んでいて、1時間の到着幅を設けているみたいです。
例えば9時に予約すると、9時から10時までの到着になります。早い時間に電話すれば、当日夕方の訪問も可能。
電話の最後にバイセル出張買取サービスについての確認を受ける
電話の最後にいくつかの注意点・確認事項について説明を受けます。
- 買取できない場合や、金額について期待に添えない場合がある
- 金額に納得できない時は「今回は売りたくないです」と言えば出張料査定料一切かからない
- 着物以外に買取可能な商品を当日案内させてもらうが、聞いていただくだけで構わない
- 本日、夕方ショートメールで再度確認メールを送ること
- 不安な点や質問はありませんか?
「来てもらったら、絶対売らないといけないの?」という押し売りならぬ押し買い(笑)を不安を感じていることに、バイセルさんはしっかりと気を遣っており、何度も確認してくださいました。
出張買取そのものへの疑問や不安にも丁寧にお答えしてくれるので、出張買取をするかどうか迷っている人も、とりあえずバイセルに電話して聞いてみることをオススメします。フリーダイヤルですよ♪
バイセルの査定員さんが自宅に到着
予約時間の5分前に確認の電話がきます。
大丈夫です~♪お待ちしております。
その5分後に査定員さん到着。
自己紹介と バイセル出張買取サービスの説明
まずは自己紹介。今日は大阪から来てくださったとのこと。査定歴は4年。
「着付け教室をやっていて、出張買取に興味がある方も多いので、いろいろ質問させてください!」
「ブログで紹介したいので写真を撮ってもいいですか?」
というお願いにも笑顔で
「いいですよ!☺」と快諾してくださいました。
続いて、注意事項の説明。
内容をまとめると、
- 個人情報は守られること
- お客様相談について
- 8日間はクーリングオフできること
- 着物以外に貴金属やブランド品がないかどうか
- 着物以外のものを売ってください、と執拗に言われる?
- 貴金属などがない場合、対応が不親切になる?
といった噂を聞いたことがあったのでちょっと心配だったのですが、
「すみません、着物しかないんです」
と言ったら
「わかりました。」とサラッと終わりました(笑)
会社の決まりで、必ず一言確認するように言われているそうですが、「不信感」「不快感」は一切ありませんでした。
この書類は、「着物以外に買取できるものはないか(貴金属など)、聞く許可はもらってますよ。電話申込のときに承諾してもらいましたよね!」という内容です。
バイセル査定員さんの着物査定の様子
白い手袋をはめて、手際よく点検。
着物がぐちゃぐちゃになることは一切なく、畳んだ状態で上手に確認されます。
品物の写真を本社に送り、鑑定士とのダブルチェック!
査定員さんがスマホで着物の写真を撮り、本社に送られます。
しばらくすると、金額の返答があり、お値段が出ました。
値段を出すときは、査定員さんと本社の鑑定士さんとのダブルチェックをするそうです。
なので、高価な品を見逃したり、人によって査定額が変わることはほとんどないとのこと。
バイセルの査定額は?
内訳
- 着物×5点
- 道行×1点、羽織×3点
- 名古屋帯×6点
- 袋帯×3点
さっそく金額を発表しちゃいますが、上記18点のうち、買い取ってもらえるのは8点。総額5,000円という結果に。
・・・・・・
正直、全っっ然納得いかなかったので、査定員さんに理由を聞きまくりました(笑)
- 未使用なのに値段がつかない理由
- どんなものだったら高く売れるのか
- どこを見ているのか
このあたりを後ほど詳しく解説しています。
今すぐ理由が知りたい方は、👉着物の買取価格についてをクリック!
値段がつかなかったもの
種類 | 状態 | |
1 | 単衣の紬 | 数回着用 |
2 | 袷の小紋(正絹) | 未使用 |
3 | 羽織・道行 | 未使用 |
4 | 名古屋帯 | 数回着用・未使用 |
※4の右上、赤地の葉っぱの柄の名古屋帯は、着物初心者のとき、アンティークネットショップで3000円で購入。
見破られました(笑)
- 羽織は道行は、新品であろうが正絹であろうが、ほとんどの場合値段がつかないようで、唯一買い取ってもらえるのは「ひざ下丈」のもの。
- 紬や小紋は、しつけ糸がついていようと関係ない。「証紙」があるかどうかが超重要!
詳しくは、👉着物の買取価格についてで詳細を説明しています。
現金を受取!
これだけ質問攻めにして、写真撮りまくっておいてこれっぽっちですみません・・・。
という気持ちでいっぱいでしたが、嫌な顔一つ見せず対応してくださいました。
それどころか、
「無理に売っていただかなくて結構ですよ。査定料も出張料もいただきません。」
と言われましたので、出張買取をお願いするハードルはかなり低く感じました。
契約の流れ
本人確認が必要になります。免許証を渡してコピー。
そして、タブレットを見ながら、住所氏名生年月日などに誤りがないか確認。
最後にサインをして、印刷したものを控えとして受け取りました。
次に、買取承諾書のチェック項目に答えていきます。
これもタブレット上で、査定員さんが読み上げて、確実に内容を理解したうえで本人がチェック。
このタイミングで、再度クーリングオフの説明を受けます。
契約から8日間までなら買取をキャンセルできるとのことです。
- 本人確認
- 免許証or保険証のコピー
- 売買契約書
- 買取承諾書
- クーリングオフの説明
荷造り
「持ち逃げがないか」、「持ち帰る商品に間違いがないか」の確認をしっかりとした後に、目の前で荷物をまとめてくださいました。
主婦としては、たとう紙一枚も数百円かかる大切なもの・・・。
そこで思い切って、「たとう紙は置いて行ってほしい」とお願いしたところ快諾。
持参された風呂敷に包まれました。
ちなみに、買取をお願いしなかった着物や帯も、きちんと整えてまとめて置いてくださいました。
どこかに運びましょうか?との気遣いまで。
持ち帰らないものも丁寧に扱ってくれたのが嬉しかったなぁ。
最後に、査定終了確認書にペンでサインします。
項目内容をまとめると、こんな感じ。
- 査定前に、査定員のバックは預かってもらえたか
- 紛失物はないか
- 本人確認書類は返してもらったか
- 現金もらったか
- 査定員さんの荷造りを一緒に見てもらったか
査定員さんとバイセル本社が電話
査定員さんが、売買が完了したことを本社に電話報告。
途中で電話を代わって簡単な質問に答えました。
- 査定員の対応に問題点はなかったか
- 売買契約書に署名したか
- 査定終了確認書は受け取ったか
- 紛失物はないか
- 現金は受け取ったか
トラブル防止を徹底しています。しつこく感じるかもしれませんが、個人的には好印象。大事な着物を手放す訳ですからね…。
電話を切った後、査定員さんが目の前でスマホの写真データを一括削除されました。
「最近削除した項目」も一括削除。データが残っていないことを確認して終了!
アフターフォロー
査定員さんが帰られたあと、15分後ぐらいにコールセンターから電話がかかってきました。
- 査定員の対応や説明に失礼はなかったか
- 電話申込のときの電話対応はどうだったか
- 査定終了確認書は受け取ったか
- 今日から8日間はクーリングオフできるのでお客様相談室まで
お客様満足度向上にむけての仕組みが徹底されていました。
今回は心地いい対応をしていただきましたが、万が一気になる点があったときに本社にすぐ意見できる仕組みがあるのは安心。
着物買取に関する皆さんの質問・疑問を実際に聞いてみました
皆さんの代わりに色々質問しました!もう、しつこいぐらい聞きまくりましたよ(笑)
事前にインスタグラムやツイッターで、聞いてほしいことをお伺いしたのですが、いい質問ばかり!
皆さんに聞いておいて本当に良かった・・・。私自身もとても勉強になりました。
すべての質問に丁寧に答えてくださった査定員さんにも心から感謝!
(3点しか売らなかったのにすみません笑)
着物の買取価格について
どんな着物が高く売れる?
査定するときに見るポイントは、①格②素材③色④状態⑤サイズの5つだそうです。
①格
- 訪問着と振袖は高く売れることが多い。
- 留袖や小紋は安い。
- 羽織や道行、道行着などの上に着るものは値段がつかない。ひざ下丈は売れる。
②素材
- 正絹は値段がつく
- 洗える着物でも、「英(はなぶさ)」「撫松庵(ぶしょうあん)」などブランドものは値段がつく
- 東レのシルックと正絹の目利きはできる。シルックは正絹でないので値段はつきにくい
- 紬は証紙(産地などが記されたはぎれのこと)がないと値がつきにくい
- 証紙があれば高額査定の可能性が上がる
- 作家ものの場合高額査定の可能性あり。(落款は有名作家でない限り査定に関係ない)
- 着物で刺繍が入っているものは高額査定の可能性あり。
- ウールは値がつきにくい
③色
- 黒に近い地色のものほど高額査定の可能性あり。
- 淡い地色のものは高値がつきにくい。
(理由・・・古い着物は淡い色のものが多く、市場にたくさん出回っている。珍しい黒地やグレー地などは希少で需要があるから。)
④状態
- 仕立て済のほうが高く売れる
- しつけ糸の有無は関係なし
- 10回着用済でも状態さえよければ高額査定の可能性あり
- 着物や帯に折りシワがあると買取価格が下がってしまう
- バチ衿は買取価格がさがってしまう
- シミがあると価格が一気に下がる
⑤サイズ
- 身丈が長いほど高く売れる。(身丈160cm以上あるほうが高値がつく)
- 身丈154cm以下は値段が半分になる
いや~かなり勉強になった・・・。
私が「高く売れるだろう」と思っていた基準と、査定の基準が全く違って衝撃を受けました。
たとえば、しつけ糸付きが良いと思っていたけど、10回着用していようが状態さえよければ値がつくこととか。
ちなみに、黒の刺繍の訪問着に5万円の値段が付いたことがあるが、同じ条件の訪問着でも色が薄いピンクだったら、1000円になってしまうことも…
需要と希少性がポイントのようです。
査定員さんはかなりの知識量だったので、見てもらうだけでも勉強になります。
「いったい何の着物なのか?」「素材は何なのか?」といった疑問を査定員さんに聞いてみるのもグッド!
- 査定は1点からでもOK。
- 金額が気に入らなければ無理に売らなくてもOK。
- 査定料出張料は一切もらいません
とのことなので、もし売ろうかどうか迷っている着物があるのなら、とりあえず電話して聞いてみても損はないと思いますよ♪
着物の買取価格に違いについて
査定員によって買取価格に違いは出る?
バイセルの場合、査定員よって買取価格に違いが出ることはないとのこと。
会社での研修と、先輩社員に同行しての実地訓練、そして本社鑑定士とのダブルチェックによって、価格に差異が出ないように徹底しているそうです。
時期によって買取価格に差は出る?
「卒業式のシーズンには訪問着が高く売れるかも?」など、査定する時期によって買取価格に違いは出るのでしょうか。
答えは、倉庫で長期保管できるので「価格に違いは出ない」とのこと。
だたし、夏物だけ例外。6月に売れ行きが伸びるため、5月は買取価格が若干高くなる。
地域によって買取価格に変化はある?
関東と関西とでは流行や好みに差があるけれど、買取価格には差がつかないとのこと。
買い取った後に全国に卸すので、東京で売れそうなものは東京に、大阪で売れ筋の物は大阪に送るとのこと。
今まで対応した中で一番の高額査定は?
一着での過去最高額は人間国宝「久保田一竹」の辻が花の訪問着で25万円。
3000万円で購入したものらしい…。
一件での過去最高額は人間国宝「森口華弘」の訪問着10着を含む合計20点で700万円。
バイセルさんで買い取ってもらった着物の行方について
買い取った着物や帯はどこに卸すの?
- 着物レンタル店が最も多い。
- 呉服屋さんも最近増えている。
- 中古品を扱う呉服店が増えており、小物屋さんが、材料として小紋などを買い付けられることも。
- リサイクルショップに卸すことは少ない
- 一部はバイセルさん主催の催事をデパートなどで開催し、販売する。
着物の流通に大きく貢献してて非常に好印象。「タンスから市場に引っぱり出す」を体現しています。
売れ残ったものはどうなるの?
「売れ残りはない」ときっぱり。
一度市場にでたら、誰かが買い取るというのが理念だそうです!
在庫を持つことに消極的になってきている近年の着物業界で、この考え方はかっこいい。
営業部(買取業務)と販売部は別ですが、連携しながら売れそうな商品と買い取る商品を上手に回しているそうです。
買い取った着物はどれくらいの価格で卸しているの?
これ、言っていいのかな・・・と戸惑いながらも教えてくださいました。
6割の値段で買い取るように金額を決定するそうです。
例えば、1000円で卸せると判断したものは、600円で買い取る。
※もちろん、ものによって違います。作家ものはもっと高額になることもあるとか
買い取った着物がリサイクルショップに流通した場合何倍くらいで売られるの?
リサイクルショップによるので、何とも言えないそうです…。
バイセルの査定員さんについて
査定員さんはどのくらい目利きできるの?
それはもう、かなりの知識量でした。
今回来ていただいた査定員さんがたまたま着物に詳しい方だった訳ではなくて、厳しい社内研修により徹底的に鍛えられるそうです。
インクジェットも判別できるし、シルックなどの特殊繊維も見分けられると断言されました。
社内研修のあとは、先輩社員と同行してひたすら実地訓練をされるそうです。
着物の処理に困った場合は、まずバイセルにお願いするのがオススメ
着物を処分するのにオススメの方法は「最初」にバイセルさんに出張買取を依頼することです。
その理由を順を追ってご説明しますね。
着物を処分する6つの方法
まずは着物を処分する方法から簡単にご説明します。
- ご家族・ご友人に譲る
- 着物専門の買取業者に買い取ってもらう
- メルカリ・ヤフオクなどで売る
- リサイクルショップで売る
- ゴミとして処分する
- 寄付する
こんなところでしょうか。
それぞれメリットとデメリットがあるので、あなたがお持ちの着物の種類や数、住んでいる場所によって、賢く選択することが重要です。
ご家族・ご友人に譲る場合
これが最良の方法だと思います。
大事な着物が次の世代に引き継がれていく・・・。
これが着物を愛する全ての人にとって最も嬉しい着物循環の流れです。
着物専門の買取業者に買い取ってもらう場合
とはいえ、ご家族・ご友人に譲るのが難しいので、処分に悩んでいる訳ですよね。
そんな方には着物専門の出張買取を推奨します。
今回、私がお願いした「バイセル」さんも着物専門の出張買取業者です。
メリット
- 一つ一つ査定してもらえるので、一点一点がどんな品物かわかる。思わぬ高額商品がある可能性あり。
- 出張買取なので、自宅から移動する必要無し
- 出張料・キャンセル料・査定料が無料なので、リスクがない
- 着物の知識が豊富な方が査定員なので、着物の勉強になる
- 着物以外のものも合わせて買取してもらえる
- リサイクルショップよりも高く売れる
- 日本全国に対応している。(季節事情、または一部地域は出張が難しい場合があるので、ご不明な点は24時間受付のコールセンター
まで気軽にお問い合わせください♪) - 24時間フリーダイヤルで電話対応可能(バイセルの場合)
デメリット
この中でも重要なのが、「着物の勉強ができる」ことです。
最初に出張買取をお願いするべきなのは、「何が高く売れるかが学べる」から。
着物の相場観を養うお勉強になるわけです。「どんな着物に価値があるのか」を理解しておくことで、これからはちょっぴり賢く着物を買うことができますよね?笑
有意義な着物ライフを実現するための大きな財産になるでしょう。
また、出張買取であれば、売る時の「なぜ?こんなに安いの?」という疑問を全て解消してくれるので、満足度が非常に高いです。
値段に満足いかなければ、売らなければ良いだけですから☺
バイセルさんは「それでも全然大丈夫です!」としつこいくらいにアピールしてくれます(笑
- 全ての着物を一回で売り切る気はない
- 値段を見てから売りたい
- 自宅に査定員が来ても気にならない
といった方々は、まずバイセルに出張買取をお願いするのがオススメです。
24時間電話対応(無料)
メルカリ・ヤフオクなどでネットで個人に売る場合
メルカリ・ヤフオク・フリル・ジモティーなどの個人間の売買サービスを使って処分ことも選択肢の一つくらいに入れておくと良いでしょう。
メリット
デメリット
個人間で直接売ったほうが、買取業者にお願いするよりも高く売れる可能性があります。
しかし、上記のデメリットに書いた通り、商品の写真撮影、商品詳細文の作成など…かなりの手間がかかります。
着物は保存状態にかなり敏感な商品なので、たとう紙に入れ、ビニール袋に入れる必要があります。
それを段ボールに包装して、郵便局に持っていく・・・。結構な手間ですよね。
しかも、着物は意外と重いので、発送手数料(600円~1500円目安))が結構かかります。
サービスにもよりますが、売値がそのまま現金になるとは限りません。
販売手数料(メルカリは10%)、送料込みの場合はその送料、振込み申請の手数料(メルカリだと10000円以下の場合210円)などが売り上げから差し引かれます。
今までにこういったサービスを利用したことがある方であれば、難なくスタートできますが、未経験の方には少しハードルが高いかも…。
時間の余裕がたっぷりとあり、少しでも高く売りたい場合はチャレンジする価値があると思いますよ!
リサイクルショップで着物を売る場合
メリット
デメリット
「一回で全てを処分してしまいたい!」
という方には、リサイクルショップがオススメです。金額がつかないものもまとめて引き取ってくれるので。
一番のネックは移動と金額でしょうか。
リサイクル店によっては出張サービスもありますが、バイセルさんのように出張費・査定費無料で1点1点しっかりと判断してくれる店舗は少ないでしょう。
ゴミとして処分する
別に売らなくても良いのであれば「捨てる」という選択肢も挙げられると思いますが、ゴミ処分は着物の循環を願っている身としては強く反対します。
リユース・リメイクが100%できない状態の悪いものに関しては仕方のないことですが、焼却処分されるのは、めまいがしそうなくらい辛いです。
一部のサイトでは「粗大ごみだと有料だけど、燃えるゴミとして出せば無料だよ」という記載がありましたが、本当に勘弁してほしいです。
寄付する
着物には寄付という手段もあります。
荷造りの手間と郵送費がかかってしまうことが多いですが、処分するくらいならどうか寄付をお願いいたします。
オススメの着物処分の方法
「スピーディに着物を処分したい!」
「でも少しでもいいからお金が欲しい・・・」
こういった方にオススメの方法をズバリ言ってしまいます。
- 着物買取業者に出張査定
- 残った着物をネットオークションやリサイクルショップで売る
- 身近にお店が無い場合は寄付する
手持ちの着物を少しでも減らすために、着物買取業者に出張買取をお願いします。
とにかく早く処分したい人は、売れる着物は全部売ってしまいましょう。
時間がある方は、メルカリやヤフオクにチャンレンジしてみても良いかも。
※京都であれば私にご連絡いただければ幸いです。
使えない着物だけは捨ててください…。(悲しいですが仕方がない…)
このやり方は、①買取額②スピード③着物への愛の3つ総合的に考慮した
「誰にでもオススメできるそこそこ効果的な手順」です。
あなたに合わせた方法を試してみてくださいね♪
再度、お伝えしますが、ご家族・ご友人などに着物を必要としている方々はいませんでしょうか?
使わない着物は身近な人に譲るのが、最も美しい着物の循環だと思っていますので、最優先に考えていただきたいです。
譲ってあげられる身近な人がいない場合は、とりあえず出張査定に来てもらってみてください。
大事な着物を丁寧に見てもらえて、一つ一つ聞いたら答えてもらえて、適正な値段で買い取ってくれます。
出張買取で持ち帰ってもらえなかった分を、リサイクルショップに持っていけば、高額商品を見落とす心配もなし。
高齢の方や、着物や帯の量が半端じゃない人。
出すのが億劫な人は、結局手つかずのままになりがち…。
でも、このままだとシミやカビが出てしまって、せっかく大事にしてこられた着物や帯が使えなくなってしまうんです。
管理が厳しくなってきた着物は、一刻も早く、世の中に出ししてほしいです。
バイセルの評価(すなおの口コミ)
バイセルさんの出張買取を実際に試してみて感じたことをまとめます。
バイセルの方々は怖くなかった!
貴金属などがないか執拗に聞かれたり、高圧的だったりということは一切なく、びっくりするくらいとても親切でした。
クーリングオフについては合計4回も説明していただいており(電話申込で1回、査定前に1回、査定後に1回、アフターフォローの電話で1回)、トラブルが起きない仕組みが完全に出来上がっています。
査定してもらうものは1点でもいいし、買取をお願いしなくても嫌な顔一つされず、お金も一円もかからないというのはとても手軽。
お客様満足度を大切にしている大手会社だからこそ、管理が徹底していて終始安心感がありました。
これなら着付け教室の生徒さんにも心からおすすめできる!と思いました。
着物を丁寧に扱ってもらえる
着物は重い…。
ご高齢の方や、大量にある方は、出すだけでも大変ですよね。
査定中はもちろんのこと、結果的に買取をお願いしなかったものまで丁寧に片づけてくださったことに感動しました。
皆さんのタンスに眠っている着物たちは、きっと大切なものだと思います。
出張査定について「粗雑に扱われて傷ついた」「見ることさえせず帰っていった」という口コミもあったので不安でしたが、バイセルさんはそんなそぶりは1ミリもなかったです。
アフターフォローの電話や、お客様相談室といった仕組みの賜物だと思います。
着物の勉強になる
知識豊富な査定員さんに1点ずつ見てもらえるので、その着物がどんなものなのかを詳しく知ることができました。
着物は洋服とは違ってタグなどついていないので、知識のある人に見てもらうことがなによりも大切。
勉強のために一度見てもらうのもいいと思います。
卸先が多く販売力があるからこそ、買取してもらったものは「必ず」だれかの手元に届く。
今回売った帯3点も思い入れがあったけど、欲しい人に届くイメージが鮮明にできたことが売る決め手になりました。
1人が着られる着物や帯の数なんてたかが知れています。使わずに仕舞ったままになっているより、誰かに活用してもらったほうが帯のためにも絶対にいい。
「いざタンスを整理してみたら、すでにカビだらけだった…」というお話も聞きます。
一方、着物が欲しい人はたくさんいる。
「着物を着られるようになりたい人」、「着物が大好きな人」の手元に、少しでも綺麗な状態で届いてほしい…
そんな、着物を循環させるための一つの手段といて、「出張買取」は心からオススメできると思いました。
着物を広めたい私にとって、出張買取を試すことはほんの小さな一歩かもしれませんが、皆さんのお力で大きな渦となる可能性があります。
着物の処分に困っている方は是非バイセルで出張買取を試してみてください。
私「すなお」が推薦します。
出張費・査定費無料
電話代もキャンセル費も無料♪
長い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
ご協力のほどよろしくお願いいたします!