すなお本が出版されました

【動画あり】半衿が出ない!着物の衿が被さる時に着物を着ながら衿合わせを直すコツ

やっと着付けが終わった~!でも気が付くと・・・

すなお

「半衿がほとんど見えていない・・・」

 

そんなことありませんか?

着物を着る人にとって悩みの種である「衿合わせ」

中でも、着物の衿が詰まって半衿が見えなくなってしまうというご相談をよくいただきます。

以前こんな質問が寄せられました。

■質問

着物を着ると、襟のほとんどが着物が被さってしまい、写真で見ると窮屈な着付けになってしまいます。

先生の様に、綺麗に半襟を見せれる着付けを目指すには、どこに注意をしたら良いのでしょうか?

👉「綺麗に半襟を見せれる着付けの注意点を教えてください」の回答記事

 

この回答では、着物を着るときに衿がかぶらないコツをご紹介しましたが・・・

質問者

「でも、衿が気になるのって、着物を着たあとなんだよなぁ・・・。その時は着直さないといけないのかな?最初からやり直しは嫌だなぁ・・・」

と思われる方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

ご安心くださいませ。

この記事ではそんな方々のために着物を着た後でも衿を直せる方法を伝授しようと思います。

すなお

今からお伝えするノウハウは、とってもとっても…思考錯誤した末に発見した自信作です♪

一度覚えてしまえば、美しい衿合わせをキープできるので、ぜひ試していただきたいです。

この記事を読むべき人
  • 着物を着たとき何度も衿もとを直してしまう人
  • 衿合わせが気になる人
  • 衿が詰まって窮屈に見えてしまう人
  • さらっと格好いい着物姿になりたい人
  • 着物の衿につくファンデーション汚れが気になる人

動画(youtube)で確認する

①長襦袢と着物の衿を合わせて持つ

まずは左衿(上前)の直しかたからご説明しますね。

左衿を出したいときは、写真のように、左耳の下で長襦袢と着物を一緒に持ちます。

長襦袢と着物の衿の高さを揃えることがポイント。

ここはずっと持っておいてくださいね!(衿止めを使ってもok)

②右手で衿先をずらす

耳の下を固定したまま、右手で衿の延長線上を持ちましょう。

写真のように、帯の上ぎりぎりをつかんでください。

そして、体の中心に向かって無理やりずらします。

このように衿の角度を変えて、好みの半衿の出具合になるように調整します。

衿の出方の目安は1.5~2㎝です。

人差し指の第一関節でも測れます。

③体の外側に向かって指でなぞる

半衿の出具合を調整できたら、右手は固定してください!

すなお

意地でも動かさないこと!

そのまま左手を放し、人差し指をみぞおちあたりに当てます。

 

人差し指を帯に入れて、体の外側に向かってなぞりましょう。

 

 

すなお

右手は動かさないでくださいねー!

 

しっかり脇までなぞること。

しつこいようですが右手は固定!

 

左の半衿がキレイに出ました🎵

 

④右衿の先に指を入れる

お次は、右衿をキレイに出す方法です。

こんな風に隠れてしまっている半衿を、一瞬で出します。

 

とりあえず右衿に指を当ててください。ブレててすみません;;

⑤体の外側に向かって指でなぞる

右衿に指を当てたら、そのまま下までなぞって

体の外側に向かって指を動かしてください。

 

しっかり脇までなぞること!

できあがり

両方の半衿がキレイに出ました🎵

着付けした直後と比べてみると…

その差は一目瞭然。

しかも一度やれば元に戻りにくいんです!

すなお

着付け教室の生徒さんからは「半衿が隠れる悩みが無くなった!」と喜びの声を頂いています。

美しい衿合わせにする着付けの方法は👉「衿が崩れる方必見!着物の衿合わせで美しい角度をキープする着付けのコツ」の記事をご覧ください。

コーリンベルトを使った衿合わせのやりかたをかなり詳しく解説しています。

まとめ

半衿が隠れて悩んでいた人は、すぐにできるのでぜひ試してみてくださいね。

このテクニックを身につけると…
  • なんども衿元を直さなくて良くなる
  • 衿が気にならなくなる
  • 窮屈に見えずスッキリした印象に
  • 着物の衿が汚れにくい
  • お出かけ先ですぐ直せる
  • 着物の衿にファンデーションが付きにくくなる

すなお

理想の衿もとをキープして、着物でのお出かけがもっと楽しくなりますように!