着物と長襦袢って、一緒に誂えたものばかりじゃないですよね。
私自身、長襦袢は使いまわししているので、着物とのサイズが合わないこともしばしば。
すなお
そんなとき、安全ピンでこっそり中から留める方法もありますが、
- 「着物や長襦袢が傷まないか心配」
- 「着付けの技術で対処する方法があるなら知りたい」
そういうお声も多いんです。
着付けで解決する方法があります♪
現在記事執筆中&YouTube動画編集中!
お楽しみに💕 #peing #質問箱 https://t.co/1VpQT1NR4R— すなお👘@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) April 1, 2019
着付けで簡単に解決できますよ♪
現在記事執筆中&動画編集中!
もう少々お待ちくださいませ✨ #peing #質問箱 https://t.co/ckp9OwUDmQ— すなお👘@育児しながら着付け教室 (@kimonosunao) March 31, 2019
そこで今回は、着付けのテクニックで、着物の振りから長襦袢の袖が出ないようにする方法をご紹介します!
- 着物の袖から長襦袢が出るのが気になる人
- フォーマル着物で長襦袢がはみ出るときにスマートに解決したい人
- 大事な着物や長襦袢に穴をあけたくない人
- 着物上級者を目指している人
- 成人式で人の着付けをしてあげたい人
- 他装の技術を磨きたい人
とりあえず動画でやり方を見る
使用するもの
コーリンベルト1個!
以上!
コーリンベルトはお近くのショップですぐに手に入りますのでチェックしてみてくださいね。
コーリンベルトの長さを調整する
まず初めに、コーリンベルトの長さを短くしておきましょう。
長さの目安は、ウエストの幅。
写真を参考にしてください。大体でOKです。
身八つ口をつまむ
左右どちらでもいいので、やりやすい方からいきましょう!
着物の身八つ口をつまみます。
前と後ろを確認しましょう。
写真のように、着物の脇の前後をつまんでください。
コーリンベルトの金具を留める
![着物の身八つ口部分の前後を合わせて持ったら・・・](https://kimonoshake.jp/wp-content/uploads/2019/06/image17.jpg)
![](https://kimonoshake.jp/wp-content/uploads/2019/06/image1.jpg)
コーリンベルトを留める位置が上すぎると、帯を締めても金具が丸見えになってしまいます。
コーリンベルトは帯で隠したいので、帯で隠れる位置に留めるようにしてください。
背中にまわす
![](https://kimonoshake.jp/wp-content/uploads/2019/06/image6.jpg)
反対側の身八つ口をつまむ
先ほどと同じ要領で、着物の身八つ口の前後を持ちましょう。
着物の生地だけ持ってくださいね!
コーリンベルトの金具を留める
帯で隠れる高さに、コーリンベルトの金具を留めましょう。
コーリンベルトを付けられました!
反対側はこんな状態。
できあがり
振りの部分にご注目!
ガッツリはみ出していた長襦袢が、ご覧の通り見えなくなりました。
![](https://kimonoshake.jp/wp-content/uploads/2019/06/image24.jpg)
コーリンベルトの長さをウエスト幅に合わせているので、写真のようにある程度たわみが出ます。
この余裕が大事なんです。
なぜなら、写真のように無理なく腕を動かせるから。
また、コーリンベルトには伸縮性があるため、着物や長襦袢に負荷をかける心配もありません。
- 着物の袖から長襦袢が出なくなる
- 大事な着物や長襦袢に穴をあけずに、細かい調整ができる
- 着物と長襦袢のサイズがバラバラでも臨機応変に対応できる
- サイズが合わず使えなかったお気に入りの長襦袢が活躍する
- 自信をもって着物を楽しめる
- 気に入った長襦袢や着物のサイズを気にして諦めなくても良い
たった数秒でできる簡単テクニックなので、ぜひお試しください!
どうしてコーリンベルト1本で長襦袢が出てこなくなるのか?頭で考えても分かりません・・・でも、そうなんですね。
来年華道の師匠から譲り受けたお着物をどうしても着なくてはならないのに、私の長襦袢ではサイズが合わず新調するか迷っていました。この方法でなんとか着てみたいと思います。練習します!ありがとうございました。
振りの長さが違う場合は論外ですか?